柏葉会の歴史

5月 17th, 2018

 

出来事
1949 柏葉会の前身となる「東京大学教養学部音楽部合唱団」成立
東大生が1・2年の間所属する教養学部の合唱団で、東大には女声が少なかったので、東大生と他の大学の生徒とによる女声部と、教養学部のみから構成される男声部による混声合唱団でした。
1952 柏葉会(はくようかい)の愛称がつけられる。
旧制一高(東大の前身)のシンボルマークの柏の葉に由来します
1954 第1回定期演奏会
1956 4年制に転換
メンバーが入れ替わる効率の悪さから、4年制の活動に転換し、数年後には「教養学部の駒場キャンパスを活動の中心とする4年制の合唱団」という形での活動が定着しました。
1957 音楽部から脱退
1958 第5回定期演奏会から、ステージでの指揮は学生指揮者によるものとなる。
当初は、プロの常任指揮者を招聘していたようですが、先方の都合で学生指揮者のみとなり、以降、学生合唱団としては稀な学生指揮者制が伝統になりました。
1959 東京六大学混声合唱連盟を結成する
1965 キャラバン隊が始まる
夏に長野の小学校で合唱劇を行うボランティア企画です。
1980 柏葉会歌が定められる
歌詞は、団内公募で選ばれ、作曲は柴田南雄先生にお願いしました。
1983 第30回記念定期演奏会=三善晃作曲「地球へのバラード」委嘱初演
1993 第40回記念定期演奏会=新実徳英作曲「生命の樹」委嘱初演
2003 第50回記念定期演奏会=J.Busto作曲「Temore Natalis Domini」委嘱初演
2004 三善晃の世界にて三善晃作曲「レクイエム」再演
日本を代表する東京フィルハーモニー交響楽団、東京混声合唱団とともに、三善晃先生の代表作「レクイエム」を再演、好評を得ました。同演奏会は、第59回文化庁芸術賞優秀賞を受賞しました。
創立満50周年記念OBOG合同ステージ
2005 東京大学総長賞受賞
数々の柏葉会の活動が、東京大学に認められ、東京大学総長賞を受賞しました。東京大学においての公式行事での演奏活動も行っています。
2013 第60回記念定期演奏会=松本望 作曲、長田弘 詩 『樹と人とはじまりのために』委嘱初演
2016 第63回定期演奏会=信長貴富 作曲、谷川俊太郎 詩 『無伴奏混声合唱のための After…』委嘱初演
2023 第70回記念定期演奏会=土田豊貴 作曲、和合亮一 詩 『十万光年の詩(うた)』委嘱初演